展示空間に立体感をつくるウリン造作什器施工事例
濃い木の箱と面が白い室内に浮かび、商品や小物を置く場所へ明確な重心をつくっています。
高さの異なる台、壁際の立ち上がり、入口まわりを同じ木でそろえ、展示の背景を統一しています。
「店舗やショールームで、什器そのものにも素材の物語を持たせたい方」に、床や囲いの形だけでなく、周囲とのつなげ方まで見ていただきたい事例です。
家具と建築の境目を同じ素材でつなぎ、展示品が映える落ち着いた舞台をつくっています。 計画時には、写真の印象だけでなく、設置場所の寸法、壁・床との固定方法、配線や設備との干渉を現地で整理すると、この事例の考え方を取り入れやすくなります。
展示台、壁面、開口枠に用いたウリンの造作什器の概要
写真で見る展示台、壁面、開口枠に用いたウリンの造作什器の見どころ
掲載写真はクリック/タップで拡大表示できます。拡大後は前後移動やサムネイル選択で、同じ事例の写真を続けて確認できます。
設計・施工で参考にしたい3つのポイント
1. 視界に入る木の量を調整する
壁や床との色差を見ながら、天然木が強すぎず空間の焦点になる面積へ整えます。
2. 設備と木部を干渉させない
配線、コンセント、開口部、清掃経路を確認し、使い続けられる納まりにします。
3. 触れる部分を丁寧に仕上げる
角、継ぎ目、固定部を確認し、手や衣服が触れる室内造作として仕上げます。
この施工事例でウリンを使う意味
この事例で大切なのは、小口や角が見える造作で、硬く緻密な木の存在感を意匠として表せることです。日常的に目と手が触れる室内造作では、木目の密度と落ち着いた色が小さな面積でも十分な素材感を伝えます。
家具と建築の境目を同じ素材でつなぎ、展示品が映える落ち着いた舞台をつくっています。 完成時の濃い赤褐色と、日差しや雨で落ち着いていく木肌の両方を、この場所の時間として見せられる点にウリンを使う意味があります。
写真と現地確認の境界
写真で確認できるのは、濃い木の箱と面が白い室内に浮かび、商品や小物を置く場所へ明確な重心をつくっています。高さの異なる台、壁際の立ち上がり、入口まわりを同じ木でそろえ、展示の背景を統一しています。家具と建築の境目を同じ素材でつなぎ、展示品が映える落ち着いた舞台をつくっています。という考え方を計画へ応用する際は、日常の清掃方法、設置場所の寸法、手に触れる角の納まりを現地で照合します。写真に写らない正確な寸法・面積、基礎と下地、費用、工期は推測せず、設計者・施工者による個別確認の対象としています。
同じような計画で確認したいこと
- 設置場所の寸法
- 壁・床との固定方法
- 配線や設備との干渉
- 手に触れる角の納まり
- 日常の清掃方法
- 搬入経路
展示台、壁面、開口枠に用いたウリンの造作什器のFAQ
ウリンを室内造作に使えますか?
用途、重量、固定先、搬入経路を確認したうえで検討できます。硬く重い材なので加工と固定の計画が重要です。
壁や床の色と合わせられますか?
完成直後の濃い色と経年後の落ち着いた色を踏まえ、周囲の素材との対比や連続性を検討します。
配線がある場所にも設置できますか?
点検口、放熱、コンセント位置を確保できるよう、設備と木部の納まりを先に整理します。
写真と同じ寸法で作れますか?
室内寸法、下地、設備、搬入条件が異なるため、現地に合わせて割り付けます。
関連ページ
展示台、壁面、開口枠に用いたウリンの造作什器を検討している方へ
設置場所の写真、用途、おおよその寸法、気になる視線や段差が分かると、必要な材料と現地で確認したい条件を整理しやすくなります。構想段階でも相談できます。
